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学習コラム

大学受験で英検を使うなら2級以上を取得して受験を有利に進めよう!(2023年最新)

英検対策(英語外部検定利用入試)

大学受験で全国的に実施される共通テスト(英語)について、2020年度から民間の英語検定や資格へ置き換えるという話がありました。しかし、2019年11月に当時の文科省より「一旦、英語の民間試験導入は、2024年導入を目指して調整」という発信があり、従来通り大学入試センターが作成した英語の試験が現在も実施されています。

このような経緯もあり、民間試験(英検など)で一定の級を持っていると、大学受験で有利になることがあります。もし英検を持っている、これから挑戦しようと思っている人には朗報なのではないでしょうか。

本記事では、大学受験で英検が使用できるか否かの説明と利用するメリット、目指したい英検の級について解説します。

大学受験で英検は使える?

結論から言えば、大学受験で英検を使うことができます。大学によって扱い方に差はあるものの、英検を持っていれば英語の試験で有利になるのはもちろん、外国語系の学科で試験免除になる可能性もあるのです。

もちろん英検だけではなく、ほかの英語系の検定も対象となっています。しかし、その中でも英検は注目されており、徐々に入試で利用できる大学も増えている状況です。これらの詳細について見ていきましょう。

英語外部検定利用入試で利用可能

大学受験で英検などの検定を活用する入試方法を「英語外部検定利用入試」と言います。現在多くの国公立大学が採用しており、私立大学でも導入する大学が増えている状況です。

利用方法は大きく4つに分けられており、大学によってどのように利用できるかが異なります。英語外部検定利用入試の4つのパターンと概要、扱っている大学の例は次の通りです。

   

利用方法概要採用している大学の例
出願資格一定のレベル以上で、
英語の試験が免除になる
中央大学(法・総合型)
東京海洋大学(海洋生命)
加点持っているレベルに応じて
外国語の試験に点数が加算される
早稲田大学(国際教養・一般)
明治大学(農・一般)
得点換算保有しているレベルや級に応じた点数が
付与される。※加算ではない
学習院大学(国際社会科・一般)
明治大学(経営・一般)
判定優遇
(合否参考)
指定のレベルに到達している場合、
1次試験や最終選考の合否判定で優遇される
法政大学(現代福祉・公募推薦)
駒澤大学(文・AO)

上記のように大学受験で英語系の資格を利用できる大学が増えています。2021年度時点では、いわゆる推薦入試(学校推薦型・総合型)で出願資格として、一般入試で得点換算として活用されることが多いようです。その中でも特に利用しやすいのが英検となっています。

なお、2次試験まで行われる国公立大学では、2次試験の代わりとして出願資格にしたり、得点換算で使用されたりしています。共通テストに適用される場合もあるため、出願前に入試情報などで確認しておきましょう。

英検以外に使用できる検定

英検以外でも、英語外部検定利用入試で使用できる検定はいくつか決まっています。その種類は膨大であり、聞きなじみのないものもあるかもしれません。英語外部検定利用入試で利用できる資格は以下です。

  • 英検
  • TOEIC
  • TOEFL
  • IELTS
  • GTEC
  • GTEC CBT
  • TEAP
  • TEAP CBT
  • ケンブリッジ

利用できる級やスコアは大学によって異なります。また、上記の試験が行われる回数や会場もある程度固定されており、受験する際は計画的な試験勉強をする必要があるでしょう。

英検が有利である理由

先述したように、英語外部検定利用入試では多くの外部資格が利用できます。そのような中で英検は断トツの採用率を誇っている状況です。背景には、英検が英語の能力で必要とされる4技能「リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング」をバランスよく網羅しているのが英検であるため大学受験で有利になると言われています。

また、TOEICやTOEFLと比較すると中学生・高校生でも受験しやすく、実力判定に適していることも英検が大学受験で注目されている理由と言われています。いずれにしても英検は他の外部資格よりも優遇されています。特別な理由がない限りは、英検を英語外部検定利用入試に利用することを考えるといいでしょう。

大学受験では英検2級以上を目指そう

英検は大学受験で活用できるものの、すべての級が加算や得点換算の対象になるわけではありません。大学や学科にもよりますが、英検を使った英語外部検定利用入試の利用を検討しているのであれば、最低でも2級は欲しいところです。

特に出願資格では、準2級以下の場合は足切りの対象となり、英検が使用できない場合がほとんどです。英検が使用できない場合は、ほかの受験生と同じく英語の試験を受けなければなりません。

また、同じ級であっても点数によって制限をかけている大学もあります。代表的な大学と必要な級および点数は次の通りです。

  • 学習院大学(国際社会):2級以上かつ1,980点以上
  • 中央大学(国際情報):準1級以上かつ2,300点以上かつ各技能500点以上
  • 明治学院大学(法):2級以上または1,980点以上

出願前までに大学が指定する級に合格もしくは点数に到達していれば英語外部検定利用入試を利用できるため、出願前までに該当する級か、それ以上の級を取得しましょう。

受験する機会は多い

多くの英語外部検定利用入試で利用できる検定は回数が少なく、受験会場も限られているケースも少なくありません。例えばTOEICはほぼ毎月試験が実施されているものの、日程ごとに試験会場が異なるため、居住地によっては受けづらい試験です。

一方の英検は、試験が1次・2次に分かれているものの、本会場以外にも学校や学習塾で集団受験ができる場合があります。ほかにもパソコンで受験できる英検S-CBTという試験もあります。インターネットが使える環境であれば、場所にとらわれずに受験できるのです。

地方在住者や交通の便が悪い地域に住んでいる人は、英検S-CBTを活用しましょう。なお、準2級・2級・準1級の受検は、回数制限がある点に注意してください。具体的には、検定期間中に従来型の英検は1回、英検S-CBTは2回になります。

大学受験で英検を活用する際の注意点

大学受験で英検を活用する際には、次の3点を留意しておきましょう。

  • 英検が使えるかを出願前に確認する
  • 英検が有効期限内かを確認する
  • 英検を持っていても英語の勉強は必要

せっかく英検を取得していても、使えなければ意味がありません。これら2点は英検だけではなくほかの資格や検定で英語外部検定利用入試を利用する場合も同じです。詳しく見ていきましょう。

英検が使えるかを出願前に確認する

大前提として、英検が英語外部検定利用入試で利用できるかを知っておかなければなりません。英検は他の英語資格・検定よりも使える大学が多いものの、すべての大学で使えるわけではないのです。英検の受験の兼ね合いもあるため、資料やオープンキャンパス、塾・予備校で手に入る入試情報で使えるかどうかを確認しましょう。第2志望校やすべり止めも含めて、受験する可能性がある大学の情報を集めておくのがベストです。

同時に、出願に使える級の確認もしてください。対象となっていない級では出願時に無効となってしまい、一般の英語の試験を受験しなければなりません。英検が使えるか否かと必要な級を確認するようにしましょう。

英検が有効期限内かを確認する

英検そのものは取得すれば有効期限はなく、一生ものの資格として履歴書などに記入できます。しかし、英語外部検定利用入試で英検を活用する場合は、出願時から2年以内のものと制限を設けている場合がほとんどです。

言い換えれば、2年以内に2級以上に合格できていれば問題がないことになります。高校2年生以降に取得した英検については、大学受験で利用できることを覚えておきましょう。

英検を持っていても英語の勉強は必要

英検を持っていたとしても、英語の勉強は続けておく必要があります。出願資格として扱われ、試験が免除になる場合を除いて、英語の試験を受けなければなりません。使用した英検は加算や優遇にしか使われないため、本試験で点数が取れなければ意味がなくなってしまいます。

また、大学入学後も必修科目で英語は存在しています。大学受験のためだけに頑張るのではなく、大学入学後にも継続して英語を学ぶためにも継続して勉強をしておきましょう。

W早稲田ゼミについて

W早稲田ゼミでは、高校生を対象としたハイスクール校舎が複数ございます!

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