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学習コラム

提出物を出さないと成績に影響する?提出しない理由と親ができるサポートとは(2024年最新)

学校への提出物に取り組んでいる学生

「提出物は出さなければいけないもの」だと分かっていても、期限内に出すことを習慣にできない子どもは多いです。また、子どもが提出物を出していないことに気付いても、中学生や高校生ではどこまで口を出していいか迷う親も多いでしょう。

しかし、提出物を出さないままの状態を放置することはおすすめしません。提出物は学力や内申点に影響を及ぼす課題だけでなく、大学や社会に出てからの能力を左右する重要なものだからです。

その子に合った解決方法を実践することで、子どもは「提出物を期限内に出すのは当たり前」という意識を身に付けることができます。

本記事では、提出物を出さない理由や、それによってどのような影響が出るのか、親ができるサポートについて解説します。

目次(クリックで開閉)

・提出物を出さない理由
 ┗提出物に取り組む時間がない
 ┗提出物が難しくてできない
 ┗提出物の重要性がわからない
 ┗計画的に学習できない
 ┗提出したくても忘れてしまう
・提出物を出さないことによる影響
 ┗学校の授業についていけなくなる
 ┗成績や内申点が下がる
 ┗家庭学習の習慣がつかない
 ┗社会に出てからの生活にも影響する
・提出物を出さない際に親ができるサポート
 ┗提出物の必要性と大切さを伝える
 ┗提出できない原因を一緒に考える
 ┗子どもに合った対処法を見つける
 ┗スモールステップで目標を立てる
 ┗スケジュール通り進められているか振り返る

提出物を出さない理由

提出物を出せるようになるためのアプローチ方法は、提出物を出さない理由によって変わってきます。

まず、子どもがなぜ提出物を出さないのか、理由を考えてみましょう。

提出物に取り組む時間がない

中学生や高校生は、小学生に比べて授業時間が長く、部活や塾、受験勉強などで想像以上に忙しくなります。その上、スマートフォンを持つことも増え、友達と遊んだり、ゲームをしたりするなど、やりたいことが増える傾向にあります。

限られた時間内で、やりたいこととやるべきことを調整できる子どもであれば、提出物に取り組む時間を作ることができるでしょう。しかし、楽しいことに夢中になって延々と時間を過ごしてしまう場合は、提出物への取り組みに充てられる時間がなくなってしまいます。

提出物が難しくてできない

課題の内容が難しくてやる気をなくしてしまうことも、提出物を出さない理由のひとつです。

例えば、ワークやドリルは授業で習った範囲が提出物として宿題になることがほとんどです。授業をしっかり聞いていれば復習として問題なく解けますが、授業に集中できていない、内容を理解できていない場合、いざ取り組んでも問題が解けません。自力で解けない問題が多ければ、教科書などを使って調べながら進めなければならないため、時間がかかります。

やる気を出して取り組んでみたのに分からない、時間がかかることが続くと、やりたくない気持ちが膨らんでしまいます。その結果、提出物をだんだんと後回しにするようになり、期限を過ぎても提出しないことが普通になってしまうのです。

提出物の重要性がわからない

提出物をなぜ出さなければいけないか、重要性が分からない子どもは多いです。

授業だけで学習内容を完璧に理解できている場合、復習のためのワークやドリルの必要性が分からないという子もいるでしょう。また、興味のない調べものや、絵を描く課題などは、楽しいと思えなかったり、人生に必要ないと感じるものに時間をかけることに意味を見出せなかったりする場合もあります。

子どもが提出物に対してメリットがあると感じられない場合、優先順位が下がり、提出物はやらなくてもいい、出さないでいいものだと思ってしまいます。

計画的に学習できない

小学校とは違い、中学や高校では各単元の先生がそれぞれ課題を出します。そのため、「いつまでにどの教科のどの課題を出す」ということを把握して、計画的に課題に取り組まなければ、期限内に提出物を出すことは難しくなります。

毎日必ず勉強をする習慣があれば、それぞれの提出物にかかる時間や、いつなら取り組める時間が作れるのかを想像しやすいでしょう。しかし、勉強習慣がないと「このくらいの時間でなんとかなるだろう」と安易に考えてしまい、提出の前日になって焦るという事態に陥りやすいです。間に合わない焦りやプレッシャーを感じると、提出物に取り組むこと事態を考えないようにして避けるようになってしまいます。さらに、「間に合わないから仕方ない」と提出物を出さないことにだんだんと慣れてしまうのです。

提出したくても忘れてしまう

小学校では1日1日宿題として出される提出物がほとんどですが、中学校や高校では教科ごとにさまざまな期限で課題が出され、数も少なくないため、一度聞いただけでは覚えておくのが難しいことがあります。提出ギリギリに先生から催促があって初めて、提出物の存在を思い出すケースも少なくありません。

特に、部活や習い事で家に帰ってから時間がないと、忙しさが理由で忘れ物が増えることがあり、提出物に関してもうっかり忘れてしまうことが多いです。

また、友達と遊んだりゲームをしたり、自分がやりたいと思うもののことばかり考えていると、優先順位の低いものは頭の隅に追いやられてしまいます。提出物が自分にとって楽しいものであると感じられなければ、その存在を忘れてしまい、期限内に提出物を出さないことが増えてしまいます。

提出物を出さないことによる影響

提出物は、テストのように目に見えて点数が分かることが少なく、なぜ出さないといけないのかを実感できない子どもは多いです。そのため、提出物を出さないことによる具体的な影響について正しく知り、提出物を出すべき理由を子ども自身が納得できることが重要です。

学校の授業についていけなくなる

提出物は主に次の学習の目的として出されています。

  • 授業での内容が頭に入りやすくなるための前準備として
  • 授業を聞いただけでは忘れてしまいがちな情報の復習として

このように、授業への理解や、学習した知識を定着させるためには、提出物に取り組むことが不可欠なのです。

「一度授業でやれば覚えられる」「分からなくてもなんとかなる」と言って提出物を出さないままでいると、だんだんと授業についていけなくなります。その結果、自信をなくし、勉強に対する意欲が下がってしまう可能性もあります。

予習と復習の重要性をさらに詳しく知りたい方は「予習と復習はどっちも大事!成績を上げる効率的なやり方を理解しよう」を参考にしてください。

成績や内申点が下がる

提出物を出さないと学校の授業についていけず、学力が下がり、成績に影響します。また、同時に内申点も下がります。なぜなら、各教科の先生は、定期テストだけでなく、授業での小テストの点数や、主体的に授業に取り組む姿勢を見て、生徒を評価しているからです。

提出物は、主体的な学習態度として評価され、提出の有無によって評価が1変わるとも言われています。例えば、テストの点数が8割を超えていれば5段階では4と評価されるところが、提出物への取り組みが不十分である場合、評価が3に落ちる可能性があるのです。

※1年生のときの評価も受験の際の調査書に反映されるため、公立高校の受験や大学の推薦入試など内申点を重視する学校を受験する場合は、早めの対策が必要です。

家庭学習の習慣がつかない

提出物は、授業での知識の定着以外に、家庭学習を習慣化することも目的として出されています。

中学生や高校生は、定期テストや高校受験・大学受験に向けて、期限までに試験範囲の勉強が終わるよう計画を立て、学んだことをしっかりと身に付ける必要があります。そのためには、毎日一定時間、家で勉強をすることが大変重要です。

提出物に取り組まないと、学校から帰った後は自分の好きなことをして楽しむ時間になってしまい、学習習慣が身に付きません。また、期限までに決められた勉強をこなす計画力が鍛えられず、定期テストの点数や受験に影響を及ぼす可能性があります。

社会に出てからの生活にも影響する

さまざまな提出物を期限内にしっかりと提出することは、大学や社会に入ってから困らないための訓練でもあります。

提出物は中学校や高校での成績や内申点に影響します。さらに、大学での提出物は頻度や量が多くなる上、単位が獲得できるか、卒業できるかどうかに大きく関わってくるほど、重要視されるようになります。

また、社会人になってからは、普段の仕事を抱えながら、期限内に提出すべき書類やタスクをこなしていく能力が求められます。学生時代から提出物を出さない癖がついてしまうと、社会に出てからもそれが直らず、仕事での昇格やスキルアップを妨げる原因になってしまうことがあります。

提出物を出さない際に親ができるサポート

提出物を出さない理由が明らかになったら、子どもが自分から提出物を出すことを行動に移せるよう、原因に応じたサポート方法を考えましょう。

子どもの意識を変えるための対応方法を、ひとつずつ具体的に解説します。

提出物の必要性と大切さを伝える

必要性が分からないまま、親や教師から「提出物を出しなさい」と催促されても、提出物に取り組みたいという気持ちにはなれません。最初はなんとか頑張って取り組めても、「先生に怒られるから」「親に口うるさく言われるから」という理由ではやる気が続かず、だんだんと提出物を出さなくなってしまいます。

提出物は子どもにとって「面倒なこと」であることがほとんどです。楽しいことには積極的に取り組めても、面倒でもやらなければいけないことには、なかなか重い腰が上がりません。

だからこそ、提出物がなぜ今の生活や将来にとって重要なのかを親がしっかりと理解し、分かりやすく伝えることが大切です。

提出物の大切さが子どもの心に響くよう、提出物を出すことで得られるメリットと、出さなかった時のデメリットを具体的に伝えてあげましょう。

提出できない原因を一緒に考える

本人が原因を理解して向き合わなければ、提出物を出せない根本的な解決にはつながりません。必ず親子で一緒に考える場を設けることが大切です。

小学生の間は、学校からのお便りなどをもとに、親が一緒に提出物をチェックする家庭が多く見受けられます。しかし、中学生以降、提出物の有無や期限については主に本人に伝えられるようになります。そのため、保護者会や三者面談で子どもが提出物を出していないことを初めて知って驚く親も少なくありません。

中学生になると、自分ができていないことに対して親から注意されると反発する子も多いです。親が口を出した後に「やろうと思っていたのに、言われたからやる気がなくなった」ということもよくあります。また、親には「勉強が難しい」「期限内に出す方法が分からない」などの悩みを相談しにくいと感じることもあります。

原因解決のための話ができるよう、子どもを責めることはせず、普段から素直に話せる環境づくりを心がけることが大切です。

子どもに合った対処法を見つける

提出物の必要性が理解でき、提出できない原因が分かったら、その子に合った対処法を見つけましょう。

  • 部活や習い事で忙しい場合は、どの時間なら取り組めるかを考える
  • 提出日を忘れてしまうことが多ければ、提出日が分かる予定表を作る
  • 勉強が分からないなら授業を聞くこと、塾や家庭教師を検討する
  • 余裕を持った計画を立てるなど、焦らずに取り組める工夫をする

スケジュール設定の際は、進行を管理してくれる人やものに頼るのもおすすめです。親や塾の先生にお願いする他、スケジュール管理アプリなどを活用することで、予定通りに計画を進めやすくなります。

また、提出物の内容が難しいと感じる場合は、普段の授業態度を振り返ることも大切です。ひとりで解決が難しければ、塾に通うなど分からない部分を学習したり、学習習慣を身に付けたりするのもいいでしょう。勉強が分かり、楽しいと感じられれば、提出物への取り組みを苦に感じにくくなります。

塾では勉強だけでなく、提出物の重要性や、提出物を出さないことで学校の先生がどう感じているかなどのアドバイスを受けることもできます。親の発言は理解しにくくても、第三者の大人から言われたことは素直に聞ける子もいます。

自分に合った方法で提出物に前もって取り組み、良い結果が得られれば、次の提出物に向かう姿勢も前向きになります。子ども自身が「自分もこれならできる」と思えるやり方を一緒に考えてみることが大切です。

スモールステップで目標を立てる

「提出物を出すのは当たり前」という意識を持ち続けるためには、提出物を出せないという問題を、自分の力でひとつずつ乗り越える体験が重要です。

提出物の量が多く、1日では終わらない場合は、1日に課題の3分の1ずつ、30問中の5問ずつ、など細かくステップを分けて取り組みましょう。ひとつずつステップをクリアできたら、できたことを褒めるのがポイントです。

今まで提出物を出せなかった子が、急に全ての提出物を期限内に出せるようになるには、想像以上の努力が必要です。ひとつずつ成功体験を重ねることで、モチベーションがアップし、提出物へ前向きに取り組めるようになります。

スケジュール通り進められているか振り返る

予定表を作成し、スケジュール設定をしても、部活や習い事で疲れていてうまく進められなかった日や、体調不良で取り組めない日があれば、スケジュールを立て直す必要があります。定期的に計画通りに進められているかを振り返ることが大切です。

繰り返しスケジュールを振り返ることで、子ども自身がひとつの提出物を完成させるために必要な時間が分かってきます。それをもとに次の計画を立てやすくなり、取り組みに慣れることで、徐々に提出物にかかる時間を短縮できるでしょう。

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