学校再編の背景と意義
栃木県では、生徒数の減少や多様化する学習ニーズに応えるために、「第三期県立高等学校再編基本計画(令和6年度〜17年度)」を策定し、地域の特色化と教育力向上を目指しています。
この中で、小山高校は2028年度(令和10年度)に中等教育学校(前期:中1~中3、後期:高1~高3)へ再編されることが正式に決定。
再編の具体的内容
- 1学年定員:前期課程(中学段階)120名予定
- 前期課程募集開始:2028年度(令和10年度)
- 2028年度入学生が後期課程(高校段階)に進む2031年度(令和13年度)には、従来の高校募集は停止。
- 後期課程は普通科で構成し、進学重視の単位制を導入。
- 必要な施設整備や新校名・校章・制服・校歌等は、新校設立準備委員会にて検討。
再編の進行イメージ
再編後は以下のように、中学前期課程から高校後期課程へと6年間の一貫教育が整備されます。
- 2028年度(令和10年度):中学1年(前期課程)を新設。高校1~3年は現行制度のまま存続。
- 2029年度(令和11年度):中学2年(前期課程)へ進級。高校1~3年も継続。
- 2030年度(令和12年度):中学3年(前期課程)へ進級。高校1~3年も継続。
- 2031年度(令和13年度):前期課程の生徒が後期課程(高校段階)へ進学。従来の高校募集は停止。
このような中高連続教育の導入によって、学びの重複や断絶が減り、計画的かつ体系的な進学指導が期待されます。
教育環境の変革への期待
再編により、以下の教育的な環境整備が進められる方針です。
- ICT導入・GIGA端末活用を通じた個別最適学習の推進。
- 主体的・協働的な探究学習やSTEAM教育の強化。
- 地域との連携やインターンシップなどによるキャリア教育の充実。
- 学校運営協議会(コミュニティ・スクール)などによる地域参画型学校運営。
学校づくりへの生徒参画
新しい学びのかたちをつくる取り組みとして、在校生が「新校名・校歌・制服・行事構想」について意見を出すワークショップが実施されています。生徒たちからは「小山の名を残したい」「6年間を活かした探究学習や国際交流を充実させてほしい」といったアイデアが多数挙がり、学校づくりへの当事者意識が高まっています。
地域への影響と先進性
このように小山高校の中高一貫化は、地域初の公立中高一貫教育として、質の高い教育・地域との協働・持続可能な学校運営を目指すものであり、多くの小中学生の進学選択肢に新たな可能性をもたらします。
W早稲田ゼミ小山校の対応
小山中高専用[中高一貫合格コース]を新設

小山高校の中高一貫移行に備え、2025年度9月より現小学4年生向けに「小山中高一貫合格コース」を新設します。再編初年度の入試に対応した、地域初の早期特化型講座です。
コース概要
- 対象:2025年度現小4
- 開講時期:2025年9月
- 授業内容:
- 適性検査(思考力・表現力)対策
- 作文・面接演習
- 国語・算数の基礎学力+探究型課題演習
- 授業日程:毎週水曜日16:45~17:45
当塾の強み
- 適性検査・作文・面接までカバーする一貫指導体制
- 正社員講師による専門性の高い対策
- 地元密着型の進学塾としての豊富な受験ノウハウ
合格実績

まとめ
小山高校の中等教育学校への再編は、地域の教育の質を高める画期的な変革です。特に2028年度入学生(現・小4)が第一期生となるタイミングは、適応と準備の差が合否に大きく影響します。
W早稲田ゼミ小山校は、6年一貫校の初年度合格を目指す生徒を、早期から適性検査対策・表現力養成を通じて徹底支援します。
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