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学習コラム

共通テストの英語はリーディングとリスニングで別々の対策を!(2023年最新)

高校生の英語学習(共通テスト対策)

大学入学共通テスト(以下 共通テスト)で特に対策が必要と言われているのが英語です。ほかの科目とは異なり試験が2種類に分かれており、別々の対策が必要になります。それに伴ってリーディングとリスニングでそれぞれ対策が必要です。

本記事では、共通テストの英語の対策をリーディング・リスニングに分けて解説します。英語に苦手意識を持っている人、少しでも点数を取りたいという人はぜひ参考にしてください。

共通テストの英語について

共通テストの英語は「外国語」に設けられている科目のひとつです。フランス語やドイツ語など、計5つの中から選択する形式ですが、中学・高校で学んでいることもあり、ほとんどの受験生が英語を選択します。

2006年以前まではリーディングのみの出題でしたが、2006年に当時の大学入試センター試験でリスニングが採用されました。更に、センター試験から共通テストに変わったことで、これまでは筆記200点、リスニング(聞く)50点の250点満点だったものが、リーディング(読む)100点、リスニング100点の200点満点になり、得点配分の比率が1対1となりました。今後もリスニング対策の重要性を増すことが予想されるますので、従来からのリーディングと同等に対策が必要です。

配点・試験時間

英語は共通テストの1日目の最後に実施される試験で、他の文系科目と同じ日になります。試験時間はリーディングが80分、リスニングが60分となっており、各100点の合計200点満点です。

傾向や難易度は年度によって異なるものの、例年の平均点はリーディング・リスニングともに60点台となっています。多少の誤差はあるものの、全体で60%程度の点数が取れていれば平均点に乗れる可能性が高いと覚えておきましょう。

センター試験との傾向の違い

2021年の実施分から、それまで呼ばれていた大学入試センター試験(以下センター試験)から共通テストへと変更され、各科目で出題傾向に違いが出てきました。英語も例外ではなく、小さな変化ではあるものの変更が加えられています。

出題問題が覚えること中心の受験英語から、メールや広告文を読み解く実用英語へと変更されています。図解やイラスト、グラフも出題されるようになり、情報処理能力も必要となりました。また、従来アメリカ英語が原則使用されていましたが、それ以外のイギリス英語なども採用されるようになっています。

さらに問題文がすべて英語に変更されるなど、センター試験時代よりも英語力と応用力が求められるようになりました。それぞれの特徴は次の章で紹介します。

共通テストの英語の特徴と対策

共通テストの英語の特徴は、先の章で解説した通り実用性重視の設問となっています。とはいえ、詳細な特徴はリーディングとリスニングで異なります。それぞれの特徴と対策を見てみましょう。

リーディングの特徴

リーディングは全部で6題の大問で構成され、すべて読解問題となっています。センター試験の際に存在していた単語や熟語、発音の設問はなく、すべて長英文の中にまとめられました。すなわち全問長英文問題であるため、時間配分を間違えると解答しきれないまま試験が終了してしまう可能性もあります。

また、単語問題自体は出題されないものの、共通テストのリーディングでは約6,000語の英単語が使用されるため対策は必須です。

対策

具体的な対策としては英単語の勉強をしつつ、各種問題集や過去問を活用して早く正確に解答できる練習をすることです。長文はいかに時間をかけずに読めるかが解答率に影響するため、長文読解の練習は早い段階で始めておきましょう。

おすすめは過去問です。過去問には図解やイラストをもとに出題される設問もあるため、実際の共通テストを受験する際にも役立ちます。また、アメリカ英語だけではなくイギリス英語も一部採用されることがあるため、英語の網羅的な知識が必要です。

リスニングの特徴

リスニングは従来のセンター試験と比較するとやや難しくなった傾向にあります。純粋に問題の分量が増えたのもありますが、読み上げ回数の変更が発生したことも関係しています。

センター試験のリスニングはひとつの設問につき2回読み上げされていました。しかし、共通テストでは1回しか読み上げられないものも出てきたため、聞き逃してしまうと解答できない設問も発生するようになったのです。

また、リーディング同様イギリス英語などの英語も使われるようになり、総合的に難化しました。単語数の増加も、リスニング難化の原因とされています。

対策

リーディングと同じく幅広い英語の知識、問題や選択肢を速読し内容を理解することが必要になります。単語数が増えた点、読み上げ回数が変更された点から、いかに1回のリスニングで問題の意図を押さえられるかが重要です。

また、図や表が問題冊子に印刷されており、それに合致するイラストや解答を選択する方式の設問も増えました。流れた音声を聞き取るだけではなく、聞き取った文章を理解して答えられるようにしましょう。

英語の共通テストで気を付けたい時間切れ

英語、とくにリーディング問題で気を付けたいのが時間切れです。共通テストでは80分と他の科目よりも長めの制限時間が設定されているものの、すべて長文問題であるためじっくり時間をかけられるような余裕はありません。

時間切れにならないように迅速に解答できる訓練も重要ですが、時間配分を意識することも大切です。選択式の大問になっている場合も含めて、どちらが点数に結びつきやすい設問かを瞬時に判断しなければなりません。

そのため、理想的な時間配分は各大問10分程度と考えておきましょう。大問が分かれている場合も2~3分程度で判断できるのがベストです。仮に全6題を10分ずつ、合計60分で解答できるようになれば20分の確認時間が取れます。大問ごとの時間意識を持つようにして、受験勉強でも時間を測りながら解答するようにしてください。

英語の共通テスト全体の対策

英語の共通テスト全体に共通する対策もあります。最も大事なのは、従来の受験英語ではなく実用性の高い英語が求められる点です。これはリーディング・リスニングに関係なく、実際にコミュニケーションをとる際に使用するような内容の英語のことです。

そうはいっても特別な勉強をする必要はなく、高校で勉強した英語レベルの範囲でしか出題されません。では具体的にどのような勉強をすればいいのでしょうか。詳しく見てみましょう。

2級以上の英検を取得する

学校で勉強した英語力を試す意味でも、英語にまつわる資格に挑戦してみるといいでしょう。特に英検は他の英語系の資格とは違い今まで学習した内容で対応可能な問題が多い他、英語外部検定利用入試でも活用できる大学が多いためです。

取得して2年以内であれば大学受験での英語の点数に加算される可能性もあります。最低でも2級以上は必要ですが、取得しておけば大学進学後に自分の実績として使用できたり、就活の際に履歴書に記載できたりします。

大学受験における英検の取り扱いに関しては「大学受験で英検を使うなら2級以上を取得して受験を有利に進めよう!」をチェックしてみてください。

単語・文法・構文を極める

いくら実用性の高い英語が求められると言っても、単語や文法を押さえなければならない点に変わりはありません。センター試験と異なり単語や熟語だけでの出題はなくなりましたが、長英文読解においてもこれらのスキルは必須です。

長英文を読みながら、あるいはリスニングの練習をしながらわからない単語や文法を調べて勉強することもできますが、あまり効率的ではありません。リーディング・リスニングの勉強と同時進行で英単語や文法、構文や熟語についても押さえておきましょう。

過去問で問題慣れする

受験直前期には過去問に触れて、問題慣れしておくことも重要です。一般的に共通テストが難化したか否かが報道されますが、それらはあくまでも前年度と比較しての話であり、絶対的な評価ではありません。

大きく出題傾向が変わってしまう可能性もありますが、すべての設問が一斉に変わる可能性はかなり低いでしょう。少しでも設問に慣れるため、似たような設問に時間をかけずに対処できるようにするためにも、過去問題を把握することも忘れずにしましょう。

2022年度、2023年度の過去問題は独立行政法人大学入試センターのホームページに掲載されています。

毎日英語を聞く

リスニングは短い期間で得点アップさせるのは難しいことなので、毎日英語を聞く習慣をつけましょう。スポーツや音楽が好きな人は、グローバルに活躍している方々のインタビューを聞いたりする勉強方法も良いでしょう。リスニング力が上がるとフレーズで覚えてることが多くなるので、結果的に英文を読むスピードも上がってくるのでおすすめです。

W早稲田ゼミについて

W早稲田ゼミでは、高校生を対象としたハイスクール校舎が複数ございます!

以前のセンター試験と比較すると、共通テストの英語の難易度が格段に上がっています。特にリスニングについては、難易度だけではなく配点比率も上がっています。早い段階からの対策が必要です。

W早稲田ゼミ ハイスクールでは、高1から入試までステップを追って、共通テスト対策、志望校対策を指導していきます。また、お通いの高校別・科目別・志望校別に細分化されたクラスを案内しており、全校舎で自習室を用意しています。自習室では、常時プロ教師が質問対応をするなど、徹底的に学習をサポートします!

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