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学習コラム

共通テストのボーダーを知るにはどこが良いのかを知って受験に役立てよう!(2023年最新)

共通テストのボーダーライン(模試判定ツールの活用)

共通テスト終了後に自己採点を行うのは、大学受験では欠かせない行動です。自己採点後には全国の受験生と自分の点数を比較するため、ボーダーラインを知るためのツールを使います。しかし、そのツールには複数種類あり、それぞれ特徴が異なります。

本記事では、共通テストでボーダーラインを知る方法と代表的なツール、信憑性や使い方・見方を解説します。

目次(クリックで開閉)

・共通テストの結果がボーダーラインのどこか知る方法
 ┗共通テストリサーチ(河合塾)
 ┗データネット(駿台・ベネッセ)
 ┗合否判定システム(東進)
・共通テストのボーダー判定ツールの信憑性
 ┗国公立大学と私立大学の信憑性はやや異なる
 ┗東進の共通テストボーダーも無視してはいけない
・ボーダー判定ツールの使い方
・ボーダー判定ツールの見方
 ┗合格判定とボーダーと自身の得点との差を確認する
 ┗志望者の中での順位を確認する
・共通テストリサーチでC判定が出たら合格できないのか?
 ┗合格できないことはないが努力が必要
 ┗A判定・B判定でも油断は禁物

共通テストの結果がボーダーラインのどこか知る方法

共通テストにおけるボーダーラインとは、前年度の入試結果や募集人数・入試科目などを総合して決定された合格目安のことです。国公立大学の2次試験と私立・短期大学の一般入試は偏差値で表現されています。

この過去のデータと全国の受験生の点数を比較し、自身の共通テストの結果が合格ボーダーラインに乗っているかを確認するために合否判定のツールを使用して判定を出します。ツールにはいくつかの種類がありますが、本記事では受験生がよく使用しているツールを詳しく見ていきましょう。

共通テストリサーチ(河合塾)

河合塾が提供している共通テストリサーチは、バンザイシステムとも呼ばれているツールです。共通テスト受験者の約8割が使用していると言われており、集計データが豊富で精度の高い判定が可能とされています。

データネット(駿台・ベネッセ)

駿台・ベネッセが提供している合否判定ツールがデータネットです。共通テストリサーチと同じく膨大な量なデータから導き出される精度の高い判定で知られており、できることもほぼ同じです。

合否判定システム(東進)

東進が提供する合否判定システムは、先に紹介した2種類のツールと比較すると精度面で不安が残ると言われていますが、実際には不明です。上記2つとの大きな違いとして私立大学一般入試と国公立大学2次試験の合否判定を、記述模試の結果なしで判定できる点です。

共通テストのボーダー判定ツールの信憑性

3種類のボーダー判定ツールがありますが、気になるのはその信憑性です。膨大なデータから合否判定を行うため、一見すると信憑性が高そうに見えますが、実際はどうなのでしょうか。詳しく見てみます。

国公立大学と私立大学の信憑性はやや異なる

結論から言えば、記事内で紹介した3つのボーダー判定ツールの信憑性は高いと言えます。しかし、国公立大学の場合と私立大学の場合では信憑性に若干の違いがあることを忘れてはいけません。

国公立大学は2次試験での目標点数を確認するために使うことが重要です。大学によっては足切りを実施している大学もあり、その足切りラインを知るためにもボーダー判定ツールを利用しましょう。

足切りは大学によって点数の有無が異なります。代表的な足切りを以下の表にまとめました。

 

大学名足切り点数の
ライン(%)
群馬大学(医・前)74
東京大学(文科一類・前)71
東京都立大学(人文社会・後)70
一橋大学(社会・前)74.5

※数字は2023年度入試のもの

  

一方の私立大学での判定は、共通テストの結果で合否を判定する出願形式であればある程度信頼性が高い判定と見ていいでしょう。ここでA判定となっていればほぼ合格と考えられます。

これら3つのツールは共通テスト受験生の約8割のデータが蓄積されているため、受験する大学に関わらず活用するといいでしょう。特に利用実績が高い共通テストリサーチ、データネットは活用したいツールです。

東進の共通テストボーダーも無視してはいけない

東進の合否判定システムも無視していいものでもありません。共通テストリサーチとデータネットと比較して蓄積されているデータ量が少ないものの、他にはない特徴があります。

共通テストの結果から2次試験の結果を予測して判定を出してくれるほか、共通テストを使用しない私立大学の合否判定もできるためです。できれば本記事で紹介した3つのツールすべてを活用するようにしましょう。

ボーダー判定ツールの使い方

ボーダー判定ツールの使い方は、若干の違いはあっても各社同じように利用できます。各ツールのサイトにアクセスし、自己採点した結果と志望校の情報を入力するだけです。提供元の塾・予備校に通っている場合は、各校舎で入力する時間が設けられています。

もし結果を郵送してもらう場合には、郵送代が発生する点に注意が必要です。また、それぞれのツールは無料で使えますが、河合塾のバンザイシステムのように期間限定で公開されているサイトもあります。サービス提供期間内に情報を入力して合否判定を算出するようにしましょう。

ボーダー判定ツールの見方

ボーダー判定ツールで結果が出てきた際、どこで何を見ればいいかはツールに関わらず共通しています。重点的にチェックするポイントとしては以下の2つです。

  • 合否判定と自身の点数の差
  • 志望者内の順位

それぞれなぜ確認しなければならないかを詳しく見ていきましょう。なお、本記事では共通テストリサーチの書式をもとに解説しますが、ほかのボーダー判定ツールでも同じ項目を見るようにしてください。

合格判定とボーダーと自身の得点との差を確認する

最初に確認するのは合否判定と自身の得点とボーダーの差です。合否判定はA~Eで判定が出されており、それぞれ合格の可能性を表しています。内訳は以下の通りです。

  • A判定:80%以上
  • B判定:60%以上
  • C判定:40%以上
  • D判定:20%以上
  • E判定:20%未満

上記の基準は河合塾の共通テストリサーチのもので、別の判定ツールでは異なった判定になる場合もあります。その場合は高校の進路指導の先生に相談したり、通っている塾・予備校の先生に伝えたりするようにしましょう。

その上で、必ずボーダーとの比較をしてください。判定はあくまでも大雑把な結果しかわからないため、実際に不足している点数を見るためにはボーダーと比較しなければなりません。同じA判定でも1点足りないのか、ギリギリA判定なのかで状況が異なるためです。

この2点を必ず確認するようにしてください。合否判定だけで一喜一憂せず、冷静に自分の合否の可能性を見つめるようにしましょう。

志望者の中での順位を確認する

続いて確認するのが志望者内の順位です。しかし、参考にするのは順位ではなくその母数です。母数はそのまま志願者数になる可能性もある、いわゆるライバルの人数を見るようにしましょう。

順位に関しては人気の高い学校であればあるほど出願数が多くなり、必然的に志望者内順位の母数も大きくなりがちです。第二志望や併願などの関係で、実際に出願する際には人数が少なくなる可能性もありますが、ライバルの大まかな人数を把握しておくことで気が引き締まるかもしれません。

また、志願者数を見ることで、足切りが行われるかどうかの判断材料にもなります。必ず志望者数をチェックしておきましょう。志望者内順位はそこまで重要なポイントではないため、あまり気にする必要はありません。

共通テストリサーチでC判定が出たら合格できないのか?

よくある質問に、共通テストリサーチでC判定が出たら合格は難しいのか?というものがあります。合格の可能性が40%以上というなんとも判断しにくい結果であり、不安に思ってしまうのも仕方ないでしょう。

しかし、C判定だから必ず不合格になるとは言い切れないのが、ボーダー判定ツールで算出された結果と実際の試験の違いであり難しいポイントです。

合格できないことはないが努力が必要

C判定が出たということは、出願しても合格は五分五分、つまりどう転ぶかわからない状況であることを理解しておきましょう。共通テスト終了後、どれだけラストスパートがかけられるかによって合否が分かれると考えるといいかもしれません。

もちろん、ここであきらめて出願しない選択をするのもひとつの方法ですし、安全策を取るのであれば、志望校のレベルを下げるのもひとつの方法です。一方で追い込みに力を入れて、合格を狙うのも可能なレベルです。どうするかは受験者の判断によりますが、C判定だからとあきらめムードになるのは少々早いと言えるでしょう。

A判定・B判定でも油断は禁物

A判定・B判定の人も油断していては不合格になってしまう可能性が残っていることを覚えておきましょう。判定だけではあくまでも80%以上の合格率があることがわかる程度であり、必ず合格できるわけではありません。

特に私立大学の場合は近年の定員厳格化で、今まで以上に狭き門になっている大学もあります。

例えば早稲田大学は、2021年度入試で1580人いた繰り上げ合格者が、2022年度には905名となっています。全体的に間口が狭くなっています。また、試験そのものの難化もあり、B判定以上の判定が出たとしても合格できるわけではありません。

A判定・B判定と比較的合格可能性が高い結果が出ても油断せず、受験が終わるまでは勉強するようにしましょう。

国公立大学でも2次試験の配点が高いため、共通テストの結果が芳しくなくても大逆転できる可能性はありますし、その逆の可能性もあります。判定が何であっても、最後まで分からないのが受験と考えて受験勉強に取り組むようにしてください。

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国公立、私立大学問わず多くの大学が入試で共通テストを利用しています。共通テストは近年、思考力を問う出題など難易度が上がっているとともに、解答にスピードが要求されます。正確に、そして確実に得点につなげるためにも、早い段階から共通テスト対策を意識した学習が必要です。

W早稲田ゼミ ハイスクールでは、高1から入試までステップを追って、共通テスト対策、志望校対策をしていきます。また、お通いの高校別・科目別・志望校別に細分化されたクラスを案内しており、全校舎で自習室を用意しています。自習室では、常時プロ教師が質問対応をするなど、徹底的に学習をサポートします!

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