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学習コラム

「川口市立中学校」の人気が急上昇!作文が面接の資料になる(2023年最新)

川口市立中学校を目指して学習する小学生

本記事では、川口市立高等学校附属中学校の概要や偏差値、出願倍率、受験情報について詳しく解説します。川口市立高等学校附属中学校への受験を考えている人や、入学させたいと思っている保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

埼玉県内の中学受験事情。公立の中高一貫校に人気高まる!

埼玉県内には、浦和明の星女子中学校、立教新座中学校など、レベルの高い私立中高一貫校が集中しており、中学受験に挑む小学6年生が多いのが特徴です。そんな中で、年々受験倍率が高くなり、存在感を増しているのが公立中高一貫校です。

私立の中高一貫校と比べると費用も安く、一般的な公立中学校よりも質の高い教育が受けられ、大学受験でも高い合格実績を残しているとあって、人気が高まっています。今回は、私立中学以上に施設が充実していると評判の川口市立中学を深掘りします。

川口市立中の概要

川口市立中は川口市立高等学校附属中学校の通称で、2021年4月に開校されたばかりの中高一貫校です。2023年4月に新入生を迎えることで、ようやく3学年の全生徒がそろうことになります。

最寄り駅はJR西川口駅とSR鳩ヶ谷駅で、西川口駅東口から徒歩で25分、SR鳩ケ谷駅から歩いて約22分の距離にあります。それぞれの駅前からバスが出ており、バス通学が便利です。

川口市立中学の定員は80人(男子40人、女子40人)で、高校進学テストを受けずに中3生全員が川口市立附属高校へ進学できます。高校からの入学枠もある併設校で、高校へは埼玉県内在住ならだれでも受験できるのですが、川口市立中学に入るには、川口市内に住んでいることが条件となっています。

川口市立中の入試科目と難易度(偏差値と出願倍率)

川口市立中の偏差値は男女とも63前後で、首都圏の公立中高一貫校の中では中堅クラスの位置付けです。2023年度入試(令和5年度入試)の出願状況をみると、男子は定員40人に対して211人、女子は定員40人に対して207人が出願しました。出願者倍率は、男子は5.28倍、女子で5.18倍、全体で5.23倍となっています。

埼玉県内には中高一貫校が4校あります。各校の偏差値は以下の通りです。

男子女子
川口市立高校附属中学校 6363
さいたま市立浦和中学校 6062
埼玉県立伊奈学園中学校 5355
さいたま市立大宮国際中等教育学校 6060

川口市立中学の選抜方法

川口市立中学の入試は、第1次選抜と第2次選抜に分かれています。第1次選抜と第2次選抜の検査内容の詳細をみていきます。

第1次選抜の検査内容

第1次選抜の検査内容は、適性検査Ⅰ(50分)と適性検査Ⅱ(50分)です。

適性検査Ⅰ(50分)では、国語と社会に関する総合的な知識が問われます。

国語の読解問題では説明文や小説が出題され、説明文では論理展開を正確に把握する力が、小説文では心情や場面の変化を読み取る力が必要です。記述問題も多く、慣れておく必要があります。

社会の知識を問う問題では、資料に関する長めの文章や会話文から、図表やグラフ、資料を読み取り、説明する総合問題となっています。地域の地理や歴史などを題材にした問題もあり、過去問をはじめ、学習塾の問題を多く解くのがポイントです。

適性検査Ⅱ(50分)では、算数や理科の知識を問う大問が5~6問程度出題されます。算数の問題として、図形や規則性、場合の数などが出題されています。平面図形や立体などの基礎も定着しておくことが重要です。

理科の問題では、観察や実験に関する出題が見られます。問題文や資料を正確に読み取って分析する力、身近な自然現象を観察し、系統的・合理的に説明する力が試されます。

いずれも小学校の授業だけでは対応できない問題ばかりで、中高一貫校の受験対策を行う学習塾に通うことが必要となります。

第1次選抜に合格し、「第2次選抜受検届」を提出した小学6年生に対して、第2次選抜として適性検査Ⅲと面接が実施されます。

第2次選抜の検査内容

第2次選抜は適性検査Ⅲと作文です。与えられたテーマに従って、自分の思いや考えを表現する力が試されます。自分の意見をまとめる作文は、公立の中高一貫校ならではの問題で、面接の資料となるため、しっかりと対策する必要があります。

面接は集団面接で、第2次選抜で書いた作文が面接資料として、入学への意欲や目的意識、自己 PR、将来の夢などを聞き取り、川口市立中の教育方針などに適性があるかどうかをみます。面接は1 グループ20分程度です。

選抜方法

小学校の調査書、適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ及び面接の結果を総合的に判断します。

第2次選抜では適性検査以外に、面接が実施されるため、適性検査の勉強以外に、志望理由や自己PRなどを予めまとめておく必要があります。適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは過去問を重点的に行い、出題形式や質問に慣れておくことがポイントです。

小学校の授業では適性検査の問題は対応しきれていないため、中高一貫校の受験対策を行っている学習塾に早いうちから通うのが合格の近道です。

2023年度(令和5年度)試験日程

第1次選抜:2023年1月14日

第1次選抜合格発表:2023年1月19日

第2次選抜:2023年1月21日

第2次選抜合格発表:2023年1月26日

面接での心構えと質問内容

川口市立中に合格するには、第1次・第2次選抜での点数も大切ですが、調査書・作文・面接が合否のカギを握っているようです。

面接試験では、第2次選抜の適性検査Ⅲの作文が面接資料として使われるため、作文の内容次第で質問も変わることが予想されますが、面接で必ず聞かれる内容は以下の3つです。

  • なぜこの学校に入りたいか
  • 自己PR
  • 入学した後にしたいこと

5人のグループ面接なので、大勢の前で自分の意見をはっきりと分かりやすく伝えるには、ある程度の練習が必要です。この学校に入らなければならない理由を事前に考えて、自分らしく伝えることがポイントです。面接官の先生が「この学校に入らなくてもできるのでは?」と切り返してくるかもしれません。「こういう理由があるため、川口市立中に入る必要があります」とはっきりと自分の意見を言えるようにしておいてください。

自己PRについて、自分の性格、小学校で頑張ったこと、特技などをまとめると上手に仕上がります。

面接でスムーズに答えるには、学校の校風、授業カリキュラム、学校行事などを事前に研究しておくことが大切です。

川口市立中学の特徴

川口市立中学は、川口市にあった川口総合高等学校、川口高等学校、県陽高等学校の3校が統合されてできた、川口市立高校が母体となっています。

川口市立中学の校舎や施設は豪華で、私立学校にひけをとりません。アリーナが大小合わせて3棟あり、バスケットコート、剣道場、柔道場などが併設されているだけでなく、合宿できる設備も完備されています。

また、全面芝生のグラウンドはJリーグのスタジアムと見間違うほどの素晴らしいものになっています。サッカーコートやテニス場、弓道場なども充実しており、生徒や保護者に好評です。

校舎が豪華で設備が充実していること、公立の中学校で授業料が無料なことなどの理由から、模擬試験でも川口市立中を志願する小学6年生が急増する傾向にあります。勉強やスポーツなどで、今後実績が上がっていくことが期待されています。

川口市立中の校風

川口市立中の基本方針は、「学習者起点」です。探求型学習を通じて、基礎的な能力を身に付けるとともに、生徒が仲間と対話することで、主体的に学べる「よき学習者」となることを目指しています。自分の力で課題を見出し、ICTなどを活用して粘り強く探求するのが「よき学習者」の理想の姿です。

恵まれた環境で、川口市立中の在校生は伸び伸びと勉強やスポーツを楽しみながら向上させています。

公立学校のため、中学3年間の授業料は無料で、高校も国の助成金や埼玉県独自の補助金制度を使うと授業料は無料となります。ただし、授業料以外の制服代、教材費などはお金がかかります。

川口市立中の授業カリキュラム

川口市立中は3学期制で、自主的に勉強できる授業スタイルを採用しています。通常の授業だけでなく、企業訪問などの体験を重視したカリキュラムもあり、総合的な知識を身に付けることができます。

中高一貫校は6年間を3ブロックに分けてカリキュラムを組んでいます。中学1、2年を前期課程(基礎)、中学3年と高校1年を中期過程(充実)、高校2、3年を後期課程(発展)として、体系的な教育計画を立てています。中学3年で高校1年の授業内容を行うため、大学受験に時間をかけて取り組めるようにしています。

川口市立中の部活動

開校1年目の2021年に、陸上競技部、ソフトテニス部、剣道部、合唱部、科学部、英語部が設置され、2022年に水泳部、ベースボール部、美術部、クイズスタディー部、文化競技部が追加され、2023年1月時点で、体育部5部、文化部6部となりました。

川口市立中の大学合格実績

新しい中高一貫校のため、大学への合格実績はありません。国公立大学や難関私立大学に現役合格するには、中高一貫校は有利だといわれています。中高一貫校は学習進度が早く、高校2年までに英語や数学の全範囲を終了するのが一般的で、高校3年で大学受験に備えた演習問題に取り組みます。

中高6年間でのカリキュラムだからこそ中学高校の先生が連携して授業を行えるため、川口市立中の第一期生から東大や京大の現役合格者が複数出るかもしれません。在校生たちは川口市立中の未来を担っています。

参考までに母体となる川口市立高校の大学合格実績を紹介します。

大学名2023年3月卒業生2022年3月卒業生2021年3月卒業生
現役浪人現役浪人現役浪人
国公立大学埼玉大学1201210212808
埼玉県立大学404415404
東北大学011101000
東京都立大学000303404
横浜国立大学000101000
電気通信大学011202101
東京学芸大学101202101
千葉大学101303202
茨城大学101303101
岩手大学000202000
宇都宮大学101202303
私立大学早稲田大学101101101
慶應義塾大学112101000
上智大学000202000
中央大学851311415415
明治大学66122032315015
立教大学7714909505
法政大学257323513628028
青山学院大学52712012202
学習院大学61713114303

川口市立高等学校の公式サイトより抜粋

川口市立中の著名人

できたばかりの中学校でまだ卒業生はいませんが、前身である川口市立高校を卒業した著名人として、東京ヤクルトスワローズの並木秀尊選手、浦和レッズの関根貴大選手、女優の七瀬なつみさんなどがいます。

自分たちで歴史をつくることができる新しい学校

川口市立中は埼玉県内にある公立の中高一貫校で、2023年度入試でようや1年生から3年生までがそろう新しい学校です。恵まれた環境の中、在校生は「よき学習者」を目指して、勉強にスポーツに取り組んでいます。

公立の学校で授業料が無償で、高校も国の助成金と埼玉県独自の補助金を利用すると授業料が無償となるとあって、受験者数も増え、倍率も高くなっています。

川口市立中学校に合格するには、中高一貫校対策を行う学習塾に通うのが効率的です。小学校の授業だけでは、中高一貫校の受験対策が万全ではないため、中高一貫校に合格する多くの生徒は小学4年ぐらいから塾に通い、受験対策を行っています。学習塾を選ぶ際、国語・数学・理科・社会の科目だけでなく、作文の書き方、面接対策なども行い、サポート体制が充実しているところを選びましょう。

W早稲田ゼミとは

W早稲田ゼミは埼玉・群馬・栃木県で小学校2年生~を対象にした学習塾です。全校で約50校舎を展開しています。公立中高一貫校を志望している専用コースも設置しています。

どんな生徒にも「わかる」「楽しい」「成績UP」を実感できるよう、厳しい研修を受けた教師が授業を行っています。中でも算数の授業は教師とアシスタント講師の3名体制で実施。3人の指導者が教室を回り、一人ひとりの質問に答える形式で、きめ細やかな個別指導で、取り残される子を一人も出しません。

生徒一人あたりの無料補習時間は、年間平均120時間。教師が必要と判断した時、生徒から要望がある時、できるまで、わかるまで、何時間でも無料で補習を組むのが魅力です。公立中高一貫校の入試対策もお任せください!無料体験授業、学習相談も受け付けております。学習にお困りの場合は、お問い合わせください。

 

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